床暖房は新築に人気のオプション!
床暖房は足元から暖めてくれるため、足元が温まりにくい冬場には魅力的な暖房器具になります。
ファイター家も最初は床暖房をつけるつもりで家づくり計画をしていました。しかし、予算との兼ね合いで最終的には床暖房を付けずにエアコン1台だけでリビングとダイニング(約22.5畳)の空調管理をする方向性になりました。
そこで気になるのが、床暖房が無くても広い新築は快適に過ごせるのかということ。
結論から言うと、エアコンだけでも十分に快適に過ごせています!この記事では我が家はが床暖房をやめた理由と、床暖房ナシの生活はどうかをお伝えしていきます。
床暖房なくて寒くないの?とよく聞かれます。
そもそも床暖房って?
床暖房の種類
床暖房には「温水式」と「電気式」の2種類があります。2種類の違いを解説していきます。
温水式
温水式はガスによって稼働させています。
温水式の場合、床下に温水パネルが設置されており、パネル内部の配管には不凍液が流れています。不凍液とは、カビや腐食、凍結を防ぐために流れているもので、交換やメンテナンスが必要になってきます。
「温水式」は足元からじんわりと暖めてくれ、足元のから徐々に部屋全体もぽかぽかと暖かくしてくれるのがメリットになります。
代表的な設備に一条工務店の全館床暖房が挙げられます。一条工務店ではLDKだけでなく、洗面や脱衣、玄関、2階、さらにはお風呂にも床暖房を設置することができ、生活スペースのほぼ100%を床暖房でカバーすることが出来ます。
エアコンで部屋を温めても足元が冷えやすいと言われていますが、床暖房を設置することで足元や指先もポカポカになります。
電気式
電気式は、ガスではなく電気を利用する床暖房になります。
電気式の場合、床下に電気で発熱するヒーターを仕込むことで床を温めてくれ、メンテナンスがほぼ要らなく30年近く使えるというメリットがあります。
メンテナンスが楽な一方で、電気式の場合、部屋全体を暖めるのは難しくなるというデメリットがあります。
電気式の床暖房は、分かりやすく例えると、ホットカーペットのような暖かさになります。そのため、電気配線が通っている部分は温かいのですが、電気配線が通っていない部分は冷たく感じてしまうというデメリットがあります。
我が家が床暖房をやめたわけ
我が家が床暖房をやめたわけは、”お金“です!赤裸々ですみません!
床暖房を導入することで、新たに費用がかかってしまい、予算オーバーになってしまったんです。余分にお金がかかると思ったわけは3つあります。
1 オール電化だった
我が家はオール電化希望だったため、床暖房を導入しようとすると必然的に”電気式床暖房”になってしまいます。
電気式の床暖房はホットカーペットに近いため、部屋全体を温める効果がありません。
みなさんイメージしてみてください。ホットカーペットだけで冬場を乗り越えられるでしょうか?
答えはNOですよね?
ホットカーペット(=電気式床暖房)だけでは、部屋全体を到底暖めることはできません。
これがファイター家が床暖房を採用しなかった一番の理由になります。
2 電気式の床暖房が嫌なら…
電気式の床暖房が嫌なら、ガスを開栓して床暖房用に使用するという案もありました。
しかし、ガスを引くとなると、ガス開栓費用として+20万かかります。
また、ガスを開栓することで、毎月ガスの基本料金がかかってきます。基本料金は床暖房を使わない夏場にもかかってくる料金になります。
ガスの基本料金は、都市ガスが平均900円程度、プロパンガスだと約1,900円にもなります。1年間に換算すると、ガスの基本料金だけで都市ガス約10,800円、プロパンガス約22,800円ものガス料金が最低かかります。
ガスを開栓しないことで、ガス料金を0に出来るのはメリットでもあります!
3 導入費
床暖房の導入費用は1畳あたり5万〜円かかると言われています。
我が家は導入するか悩んだ際に相談したところ、リビング(約8畳の範囲)に床暖房を設置した場合、40万以上の費用がかかってしまうと言われました。
ということで予算の兼ね合いもあって、床暖房をやめました。
予算との兼ね合いって大事だよねー。
実際に住んでみて
床暖房なしの新築一軒家に住んで、冬場を2回越しました。
築約30年の実家は、冬場に暖房器具をつけないと室内でも10度以下になることはザラで、トイレや洗面台に行くのに凍えながら廊下を移動していた思い出があります。
実家での生活を思い出して、「新築でも同じくらい寒かったらどうしよう(涙)」というご相談を受けたこともあります!実際に住んでみてどうだったご紹介していきますね^^
エアコン一台!
我が家のLDKは22.5畳あります。22.5畳に対して、23畳用のエアコンを1台導入しました。
パナソニック製のエアコンにしたのですが、23畳の下だと20畳用になってしまい、部屋に対してエアコンの対応畳数が小さくなってしまうため、大きめの23畳用を導入することにしました。
温風は上の方に上がりやすいという特徴があるため、部屋全体や足元まで温めようとするとエアコンのパワーが必要になってきます。
そのため、冬場にしっかり温めたいのであれば、エアコンの畳数はケチらないほうが無難です。
我が家はパナソニックホームズらしく、パナソニック製のエアコンを使用しています!パワフルで自動で掃除をしてくれるためとても楽ですよ〜!
しかも、自動フィルター掃除後に取れたホコリは自動で屋外にポイっと捨ててくれるため、本当にフィルターの掃除がラクになりました。
我が家が使っているモデルのエアコンはこちら。
価格:192,200円 |
で?実際は?
我が家は雪国ではない地域に住んでいます。そのため、冬場にストーブを使う習慣はなく、床暖房が無いと、エアコン一台で部屋全体を温めることになります。
冬場の屋外は大体3〜5度前後。昔の家だったら家の中も暖房器具のない場所は、10度以下になっていたかと思います。
パナソニックホームズのすごいところは、HEPA+によって床下の空気を取り入れていることから冬場でも部屋が寒くなりすぎないところ。
実際に22時にエアコンを消して、朝6時ごろの部屋の温度は17度前後なことがほとんど。
そのため、エアコンを稼働させて15〜20分程度で部屋全体が22度くらいまで上がります。22度まで上がるとポカポカしてくるので快適に過ごしていますよ^^
まとめ
床暖房を導入しなくとも、雪国の地域でない我が家はエアコン一台で快適に過ごすことが出来ています。
むしろ床暖房を導入しなくても温かいだなんて、その分お金が浮いて他の設備に投資できてラッキー!とすら思えます^^
しかし、注意なのはエアコン対応畳数をケチらないこと!対応畳数をケチってしまうと、エアコンを稼働させても部屋が温まらずに冬場に寒い思いをしてしまう…なんてことも。
叶えたい新築での生活と予算との兼ね合い、うまく活用して理想のお家に近づけましょう^^
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